吉葦有梨 よのなかのこといろいろ

よしとあし、ありとなし

空のこと

百九話目 秋が深まる

夜帰る。トンネルを抜けると気温が18度。 ついこないだまで、奈良でも25度を下回らなかったのに。 . 虫は鳴いていない。 どうも19度切ると鳴かないような気がする。 気温が高すぎても鳴かない。 何度くらいだろう、25度以下くらいだろうか? . 帰り着いて、…

百七話目 下弦の月

トンネルを抜けると正面に下弦の月が見えた。 すこぉしへこんでいるか、 海の部分と併せてメロンみたい。 淡いオレンジの天のメロン。 くっきりと空に張り付いたメロンは 「この世の中で一番幾何学的な形は月」 と言ってるような気がした。

百五話目 早明浦ダムはどうなったの?

台風13号行っちゃった。 水不足の四国は空振り食らったのか? . 早明浦ダムの現在の貯水率はこちらへ。 . 1.8%って・・・一応雨は降ったのね・・・。 雨水が集まってちょっとは増えるかなぁ。 * 奈良に住んでると台風の時の風が弱いのに驚く。 18・19日…

百四話目 いとも霊験あらたかなる傘

台風13号が近づいてきている。 近畿に再接近は九月十九日夜だそうである。 朝からもぱらぱら降り始めた。今日こそはさせない傘がさせるはず。 家を出たら、あれ、霧雨。 ささずに車に乗り込んだ。 パラパラは降っている。トンネル抜けたら、あら、雨は? 駐…

百三話目 台風13号大逆転

2008-09-11の時点で、 台湾の上で大陸方面に方向転回をした台風十三号、 いつの間にかまたこっちへ帰ってきて、 今日の天気予報じゃ日本列島大縦断みたいである。

九十八日目 二百二十日

今年の二百二十日は九月十日だったらしい。 台風13号は発生したが、本土には近づきそうもなく、 台風を歓迎する訳にはいかないが、 来ないのは来ないでどうなんだか。 . 田んぼを見ると稲穂が頭を垂れてきた。 確かに今台風に来られたら、 とんでもなくダメ…

九十六日目 重陽の節句

九月九日は重陽の節句。 . 五節句は 一月七日 人日(じんじつ) 七草粥を食べる日 今の今まで一月一日かと思っていた。 三月三日 上巳(じょうし) もともとは三月最初の巳の日 五月五日 端午(たんご) もともとは五月初めの午の日 なんで、端巳とか上午とか言わ…

九十五日目 季節の便箋

金魚の便箋で手紙を書こうと思ったはずだったのだが、 気づけば、もうすぐ中秋の名月ではないか。midoriの「紙 伊予和紙便箋」のシリーズは 伊予和紙の裏と表に違う柄を印刷して、 透けも利用したもの。懲りすぎなのも時々あるけど お気に入りで金魚柄をかっ…

九十四日目 上弦の月

今日もぱらぱらと雨が降る。 でも、すぐにやんだ。 もう五時過ぎには涼風が吹く。 暮れて、南の空に上弦の月がかかった。 東側に木星、他に星を探すと、 上弦の月のホンの右側に赤い星。 さそり座のアンタレス。

九十二日目 あきのながあめ

2008-08-23 七十九日目 久しぶりの雨からずっと 一日のうちどっかであめが降っている。 . ふと、これは「秋の長雨」というやつだったと気づく。 あんまり早いのと、秋雨にふさわしからぬゲリラ豪雨なのとで 連想が行かなかったのだ。 . 秋の長雨:あきのなが…

九十日目 させない傘

「2008-08-29 八十五日目 新しい傘 本編」で語った新しい傘。 内側がこういうの。 難点は、畳んでくるくる巻くと平凡な男物の傘にしか見えないこと。 いろいろ考えた末、傘を巻く紐*1にチロリアンテープを縫いつけてみた。 *1:「ネーム布(バンド)」と呼ぶら…

八十五日目 新しい傘 本編

バックアップとばすと気分的に消耗しますな・・・。 * 「十七日目 雨の一日」で欲しいと書いた傘は これである。 アストロアーツのオンラインショップでは 広げたサイズも重さも書いてなくて、送料が1000円、 なかなか買う気になれなかったのである。 楽天で…

八十四日目 新しい傘

久しぶりに朝から雨だったので、 愛用の傘をなくしたので、 新しい傘が欲しかったと思い出した。 で、新しいの買ったのだが、 そのいきさつを夜中に書いてるうちに バックアップごと飛びました。 なので、詳しい話はまた明日に。

七十九日目 久しぶりの雨

八月初めに降ったりやんだりのスコールはあったと思う。 お盆は低気圧がなんて言ってたけれど、 それは日本海側だけで、太平洋側は厳しい暑さ。 今週初めは風が吹いて雨が降るとの話だが、結局風だけ。 * 朝から空が暗くてしとしとってのは六月以来じゃない…

七十七日目 風の音にぞ

昼過ぎ車を出すとおや、涼しい。 車の温度計を見ると26.5度。 昨日まで、夜でもそれくらいまでしか下がらなかったのに。 よい気分でトンネルを抜けると 大阪は31度あった・・・。残念。 * 五十六日目 ゴーヤの赤ちゃんのゴーヤ、 緑のカーテンは作っていたが…

七十五日目 大和は国のまほろば

大阪に出たら、何この風?ってな天気。 一日吹いていた。奈良へ帰ったら、やっぱり風はない。 台風もいつも大したことないのだ。 西から来た風は生駒山地で弱まるんだろうか? * 日本神話では九州から来た一族が 何十年もかけて大和を目指して、 何度も失敗…

七十二日目 沖縄の夜空 その2

北斗七星は綺麗に見えている、 ひしゃくの付け根の三等星メグレズもちゃんと見える。 柄の真ん中の星ミザールにくっついてるアルコルは見えない。 アルコルは四等星だから、今夜の空は三等星までのようだ。 * アルコルは寿命星という別名があって、 この星が…

七十一日目 沖縄の夜空

終戦記念日には満月にもう一歩の月と木星が綺麗だった。 その右側にはさそり座のアンタレスとそのおつきの二つの星。 * さそり座の高さが沖縄と違う。 沖縄のさそり座は高いとこにあって立派だったなぁ。 Yahoo!きっず星空 緯度で10度近く差があるから。 …

七十日目 遅ればせながらの七夕

八月七日の旧暦七夕の時に ネタが仕込んであるとかゆってましたが、 そのネタとはこれです。 この写真の方が明るくて綺麗なんだけど*1、 肝腎のものが露出オーバーで飛んでます。 * ケータイ、デコってみました。 :MIXスワロフスキー:::選べる9カラーランナ…

六十九日目 夜の雷

東へ向かって家へ帰ると、生駒の向こうがいきなり光った。 残像を再生すると、入道雲の形の外側が光っていた。 音は聞こえなかった。 . 生駒のこちらでは月が皓々と照って、 今、「皓々」と「煌々」の差について感じを調べたら、 月の光が明るいのは「皓々」…

六十三日目 JR大和路線

今日は旧暦の七夕および立秋。 ネタも用意していたのだが、 空も曇ってるし、新鮮なネタで行きます。 ** 大阪に用事があり、次女とともに出る。 6時半からは「なら100年会館」のコンサートへ。 * 「奈良100年会館」はJR奈良駅西の再開発*1地域に立…

五十五日目 松枯れ

ちょっと前、毎年たくさんの松の夏枯れを見た。 ここのところ、そう枯れた松にはお目にかからなかった。 「松くい虫早わかりマニュアル」で見ると確かにそのようだ。 ここ数年は落ち着いていたみたい。 * しかし、この酷暑、あちこちの松がヤバヤバである。 …

五十三日目 集中豪雨

28日昼頃から空がくら〜くなってきて、エライ風が吹いてきた。 職場の前の街路樹はケヤキなので、枝がしなるしなる。 これは一雨来るねぇ。 * 「洗濯物を干して来ちゃった」 「ぬれたのはまた洗えばいいけど、この風で飛ばされない?」 * なんだが、空はどん…

五十一日目 本水

文楽行った。楽しかった。 第二部と第三部固めて見て、 午後二時半から八時過ぎだけど、 途中で一時間ウロウロ脚のばして ゆっくり座ってコーヒー飲めたから、いつもより楽。 * 国立文楽劇場はロビーでしか飲食させないのに ロビーに人数分の椅子がないのだ…

五十日目 月に向かって走る

帰りの車の中、信号待ちでちょっと左手を見ると ビルの谷間に今昇ったばかりの下弦の月があった。 * 大きな大きなうっすらと黄色みを帯びた月、 くっきりと形よく立って狼がほえるのによさそう。 満月でないので狼男は変身しないけれど。 * 昔は地平線近くの…

四十六日目 沖縄から帰ってきた

沖縄のことはこのままいくらでも書けそう。 しばらくボチボチやります。 二泊三日は短いよね。ゆっくり遊べるのは一日だけ。 一週間くらいいたい。 * 一日中ビーチにいた夫と娘たちは日焼けにうめいている。 私は午前中だけ。それも海につかってたのは10分ほ…

四十四日目 スコール

沖縄来ました。 海沿いの道を行くと 水平線上の雲の下けぶってるところがある。 あそこでは強い雨が降っている。 スコールとは入道雲の底が抜けたってことなのだな。 実は18日の帰り、私が職場を出て駐車場に入るまでだけ バケツひっくり返したような雨が降…

四十一日目 梅雨はとうにあけてたやろ

15日の火曜は夕立が降った。 確かに雷雨はあったけど、梅雨明けの集中豪雨とは違う。 七月八日の記事でドシャーと一日降ったり照ったりしていたのが、 あれが今年の梅雨明け集中豪雨だったんだと思う。 「そのあと梅雨前線が十日ぶりに復活しました」 とか言…

三十九日目 夏が来た

長女を送っていって、信号待ち。 月曜日は燃やせるゴミの日。 バス道はゴミ集積場がなく、 各戸銘々網をかぶせてゴミ出しをしている。 * くっさぁ〜(。ヘ°)(。ヘ°)(。ヘ°)(。ヘ°)。 週末の間に生ゴミがしっかり発酵している。 ものが腐ると夏が来た…

三十三日目 これでも梅雨明けは?

七日、勝手に梅雨明け宣言をしたら、 そのバチが当たったかと思うくらいエライ雨が降った。 * バケツをひっくり返したような雨のあと、 日が照ってきたから、これでもう安心と思うと また同じような雨が降る。一日で何度も繰り返す。 * 結局、小雨の時に少し…