七十七日目 風の音にぞ

昼過ぎ車を出すとおや、涼しい。
車の温度計を見ると26.5度。
昨日まで、夜でもそれくらいまでしか下がらなかったのに。
よい気分でトンネルを抜けると
大阪は31度あった・・・。残念。
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五十六日目 ゴーヤの赤ちゃんのゴーヤ、
緑のカーテンは作っていたが、
小さいのが一個採れただけで不作だそうな。
去年はよく採れたし、
連作障害は知ってるので同じ土は使ってないのに
と責任者は首をひねっていた。
でも、シンクロニシティというか、
今日の朝刊の投書欄にゴーヤの不作について悩んだものを
読んだばかりだ。
その投書はオチないのかい？っていう風に終わっちゃった。
なので、なんでかはわからないが、
今年の気候がゴーヤに合っていないのか？
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ホームセンターへ寄る。
園芸部門、端境期。夏の売れ残りを整理中。
いたんだ松の盆栽がバーゲンに出ていた。
あれは枯れるだろうってのが二鉢。
きょうび、この地域で、どういう人が
松の盆栽を買うのかよくわからない。
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駐車場に出たら、あぁ、涼しい。23.5度。
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秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　古今集　藤原敏行
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「秋立つ日、よめる」なので、
処暑の前々日に秋風に驚いてちゃあ、
いにしえ人には鈍いと笑われちゃうと思うが。
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