吉葦有梨 よのなかのこといろいろ

よしとあし、ありとなし

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第百七十話目 椿、海を渡る

この間発売になった『家庭画報』2011年2月号の カメリア(西洋椿)の特集にうちの父が提供した椿が2ページと 父の文章10行くらい載った。 うちの父は今を去ること40年くらい前に「椿」に取りつかれ、 江戸時代に流行した多彩な花、欧米へ渡って改良さ…

第百六十九話目 明けの明星

年末なので、長女はユニクロにこき使われている。 なんでまた初発バスが出る前、 夜明け前に駅まで送って行く。朝六時ごろ。この間はまだ、帰りには朝焼けが見られたけれど、 今日はもう真っ暗。南の空、南中した下弦の月、 その左側に明るい星! これだけ明…

第百六十八話目 空から降ってきた瓜

十月頃だったろうか、夜帰ってきたとき、庭のアプローチ脇に 見慣れないなにか石のような物体があるのには気づいた。 長さ30cmあまり直径15cmくらい。表面はつるっとしていた。 朝見ると薄緑いろの物体。 へっ?石じゃない…。 何…? 植物…? どうや…

百六十七話目 ふたご座流星群

長女が今見られるらしいけどというので、 ふたりで庭に出た。うっすらと曇っている 私:あんたふたご座知ってるの? 娘:知らん 私:あれがオリオン座、シリウス、プロキオン、であれがふたご座 オリオン座が南中、天頂から少し東側 二人で空を見上げていた…