吉葦有梨 よのなかのこといろいろ

よしとあし、ありとなし

九十日目 させない傘

2008-08-29 八十五日目 新しい傘 本編」で語った新しい傘。

内側がこういうの。

難点は、畳んでくるくる巻くと平凡な男物の傘にしか見えないこと。
いろいろ考えた末、傘を巻く紐*1にチロリアンテープを縫いつけてみた。
 *1:「ネーム布(バンド)」と呼ぶらしい。
   以下のページ参照:傘のあれこれ

チロリアンテープは去年ジュンク堂大阪本店で
北欧風雑貨の本と一緒に並んでて、なんか心惹かれて買ったもの。
花だけでなくチョウチョがいるのがポイント高かったような。

なかなかいいでしょ。自画自賛して、
夫に「間違えて持っていかないようにここに注意」と告げると
「そんな下の方見えへん、急いでたら間違えるかも」とのたもうた。
柄の付け根に接着剤で付けようか、私が考えていると、
長女に「そんなんしたらダサい」切り捨てられる。
傘立てに入れっぱなしにせず、隠しておこう、この傘。
       *
そんなことが悪かったのか、
毎日、必ず雨が降っているというのに、
この傘、一度しかさせていない。
.
八月二十八日、出かけようとしたら、ものすごい雨が降ってきたのだ。
こんな雨じゃバスが来ない。仕方なく、車で駅まで行くことに。
このときにカーポートまで3m位さした。
が、駅に着いたら、雨はやんでいた・・・。
その日はそれから雨は全く降らなかった。
.
それから約一週間。
四日持ち歩いて、二日持たず、一日は家にいた。
持ち歩いた日は、外にいるときは降らず、
持たなかった日は降られた。
.
土砂降りの中3mの日は
まだ、チロリアンテープを付けてなかったので、
このテープが濡れたくないんでしょうかねぇ、
濡れてもちゃんと水気を拭き取って干しますけどね、ダメですかねぇ?
.
「この傘を持って出れば絶対降られない」となれば、
それはそれで値打ちはある訳だなぁ、
みんなに見せびらかしますか。
でも、わざとらしくなく、中の星座に驚いて欲しいのだが・・・。
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