百三十一話目 鹿男あをによし

高校野球選手権の奈良大会は、ベスト４が、
天理以外三校すべて公立の進学校だった。
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準決勝で天理に負けた奈良市立一条高校は
春季大会で優勝したんだそうである。
　天理は二回戦で智弁も二試合目で負けちゃってるが。
近畿大会に初出場と意気込むところへ
アレですよ、アレ、豚インフルエンザ騒ぎ。
で、今年の近畿大会は中止になっちゃった。
　近畿地方の学校では夏休み直前まで
　あちこち新型インフルエンザで休校が飛び交っていた。
　みなはそれを「豚休み」と呼ぶ‥。
天理の選手が新型インフルエンザに集団感染しちゃったのは、
その恨みかしらね〜と思ったりした。
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で、天理高校はブラスバンドで有名なところ。
テレビドラマ『鹿男あをによし』の主題歌は
心躍る名曲。早くもブラスバンドに編曲され、
　たとえばこんなの
　「ミュージックエイト少人数吹奏楽 「鹿男あをによし」オープニングテーマ／エンディングテーマ」
定番化するという噂だけれど、まだ甲子園では聞かないような。
これは天理高校が最初にやるしかないっと
　よその県がやったら許さんっ！
期待してずっと聞いておりましたが、
「オーラリー、オーラリー、うるわしの〜〜♪」
ずっとやってました。これも甲子園でそう聞かないけどね、
『鹿男あをによし』が聞きたい。
のんきな曲調だったのはワンサイドゲームだったからかなぁ。
ピンチになるとやるかな〜、やってくれないかなぁ〜。