吉葦有梨 よのなかのこといろいろ

よしとあし、ありとなし

百十四話目 夕星

11月1日、お開きとなった後、
車で来たMさんが一緒に帰りましょうと誘って下さった。
最寄りの急行停車駅まで送っていただいた。
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舞鶴を出ようとすると、小さな湾にもやが立ち始め、
暮れなずんだ空に薄い三日月が立ち、
寄り添うように金星が光る。
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途中、宝塚の英国風喫茶店で夕飯を食べた。
ポットで二回出てくる紅茶もおいしかったし、
酸味の利いたトマトシチューも「イギリスの味ですね」と。
最後のデザート、選べるのだが、ケーキがでっかい。
さすが女性の集まる街、宝塚の喫茶店であった。
タカラヅカ行ったら、またここに寄ろうっと。
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誘っていただいたYさんご夫妻、
Mさん、どうもありがとうございました。