吉葦有梨 よのなかのこといろいろ

よしとあし、ありとなし

三十六日目 ハシブトガラス

今日は燃えるゴミの日。なんだか今朝はカラスが多い。
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長女を送って帰ってきたら、え・え・え?
なんですか?これ?
何十羽かのハシブトガラスが20cmくらいの間隔で
公園の手すり、そのあたりの屋根に並んでいるではないか。
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これ以上の数のツバメが電線に留まってるのは見た。
集まって南の国に帰っていくのだ。
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夕方、都会の街路樹におびただしい数のスズメが集まっているのも見た。
雀のお宿になっているんだな。
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奈良盆地の川沿い、夕暮れ、車を走らせていて、
木に大きな白い花がいっぱいと思ったが、
よく見ると白鷺が眠っているのだった。
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ゴミの集積場に二羽のカラスならいるのは見たことある。
夫婦なのか、車で近づくとぴょんぴょんと50cmほど譲る。
でも、そこは彼らの縄張りらしい。すぐ戻る。
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カラスって三歳児くらいの知能と感情はありそうな感じ。
人がゴミ袋を持って行くのを見て、
5mほど離れて、「ボク知らないもん」と言うふり、
でも、横目でしっかり見てる。
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大きくてデコがゴリラのように張り出し、嘴が太い
ハシブトガラスは相当こわいが、
もっと小さいハシボソガラスなら
ヒナの頃から飼い慣らせば、いいペットになりそうだ。
バードーウォッチャーでもハシボソガラスが一番好きという人は多いそうだ。
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ハシボソでも今朝ほどの数が並んだらやっぱり恐い。
ヒッチコックの『鳥』じゃないが。
なんだったんだろう、何事も起こらず一日が終わったけど。