百二十八話目 阪神神戸線に乗って
六月十四日始めて阪神神戸線に乗る。
神戸でシャーロック・ホームズの会があるのだ。
おまけにそこでおこがましくも発表をせねばならない。
少しばかり緊張して家を出た。
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近鉄奈良線最寄り駅駅の表示板には「快速急行 三宮行き」と。
尼崎行きが多いから、これで三宮まで座りっぱなしはラッキー。
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最近「近鉄難波」から「大阪難波」に改名した「難波」を過ぎ、
しかし、阪神と共有になったから「近鉄」を外すのはよいとして、
「大阪」ってのはどうなのか?
全国の他の地方のどこに「難波」があるのだ?
どうも鉄道駅には同じものは付けないというルールがあるらしい。
それは戦後出来たらしい。そんなんで、
「大阪難波」の改名と同時に「上本町駅」も「大阪上本町」となった。
「上本町」は富山県にあるらしい、
そんなの近鉄の歴史の方が古いのとちゃうの?
1914年(大正3年)4月30日やで〜と思って調べると
「1913年(大正2年)9月1日」うぅ、半年負けたorz。
ちなみにただの「難波」は南海、JR西日本は「JR難波」、
「JR難波」はもともとは「湊町(みなとまち)」だった。
これだけはずれた地域までを「なんば」と呼ぶのは今でも抵抗がある。
大阪市営地下鉄は「なんば」と使い分けている。
いよいよ阪神難波線だ。地下なので風景は見えないが、
駅の構内は3駅とも全く違った内装で凝っている。
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桜川駅は両側の壁のタイルが縦縞と横縞、色もモノトーンと茶系濃淡。
多分縦縞が阪神、茶系が古都奈良のイメージ。
駅員さんはこの駅で交代するそうであるからして。
ドーム前駅は、人が一時に集まるため、ホームを広めに天井を高く取って、
エレベータなどにもガラスを多用、圧迫感を感じさせないつくり。
それでいて内壁は黄色みを帯びた煉瓦タイルに目地をわざと粗く塗って
古い鉄道車庫の中にいるような雰囲気を作ってる。
このホームページによい写真が。
九条はグレーの大きな正方形タイルに
円形の盛り上がり(へこみだったっけ?)のあるものを使っていた。
阪神なかなかやるなぁ。
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まだまだ続くんだが、今日はこの辺で・・・。
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