吉葦有梨 よのなかのこといろいろ

よしとあし、ありとなし

四十五日目 モモタマナーの木

うちの職場の観葉植物で一旦落葉したのに復活したのがあるんだよ。
フィカス・ウンベラーツムって学名は私が調べた。
先の方が太いわさわさした大きな葉っぱ、
ゴムノキの仲間だが、それより涼しげでいい。
       *
それが沖縄に来たら、街路樹やら公舎の前庭やらあちこちに植わってる。
大きくて濃い木陰をいっぱい作っている。
興奮気味にタクシーの運転手さんに言ったら
「あれは『クワ〜*1』といって、
 正式には『モモタマナーの木』といいます。
 小さい実がなるけど食べられない*2
 庭には植えまっせん。
 墓場に植えるあんまり縁起のいい木じゃありません*3
なんだって。
       *
オマケに落葉樹。
奇跡の復活でもなんでもなかったんである、ガックシ。
       *
しかし、沖縄の人ってなんでかりゆしがぴったり来るんだろ。
福田首相はあんなに似合わないのにさ。

*1:聞き取れず

*2:フィカス属はイチジクを含むので、似て非なる実が成るのだろう。

*3:本土でのビワみたいな感じか?