吉葦有梨 よのなかのこといろいろ

よしとあし、ありとなし

百十九話目 下手な歌は腰折れ、下手な俳句は?

 杖つきと目病み犬ゆく霜夜かな(一月二十三日)
 廿日月一つ目光る黒き猫(二月一日)
 雲の影落つるところや山眠る(二月二日)
 嵐ゆき白木蓮の咲くところ(三月十四日)
 土降るや大和国原夢の底(三月十七日)
.
とりあえず
「ゆく」ってのと「ところ」っての使い過ぎ。